〜帰順化〜

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フランディアナ「(ちぃ!。深紅は地属性も使えるのか!?。炎・水・雷、そして地属性…。四つも属性魔法を使えるなんて…。まさか風属性も…」 深紅「風か?。使えるぞ、これがな」 フランディアナ「(くっ…!。やはりか…!!)」 深紅がこう言うと戦闘機が飛んでいる時のような轟音と共にカミソリのようなシャープな風の衝撃波が放たれており、フランディアナが間一髪でその衝撃波を回避すると辺りの地面や木々を次々に抉り取っていくのを見てから、一番当たって欲しくなかった予想が当たってしまったことに後悔してしまう。 深紅「これで分かったかフランディアナ?。わたしが使える属性を全部見せてやったぞ。…この「身体(イレモノ)」は「火、水、風、土、雷」の「五つの基本属性」を使えるんだ。 まぁ…デュカスやテオドールにケヴィン、ローゼンティアやナスターシャみたいな「一つの属性の頂点」と比べたら、「最高出力が2段階ほど低い」がな」 フランディアナ「(そういう事か…だが良いのか深紅?。この私に…藍紫君からしたら怪しい存在であるこの私に、君の切り札を見せても?)」 深紅「フフ…ハハハ」 フランディアナは攻撃が当たらないように他の岩陰に隠れながらこう返していくが深紅が突然笑い出した事に疑問を抱いており、深紅は攻撃をしながらも口を開いていく。
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