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深紅「切り札だぁ?。はっ、私は…切り札なんて使っちゃいねぇよ。ただ…「たくさんもっているトランプのカードを一枚、表に出した程度」にすぎない。
お前も含めて誰も私が「他にもっているカード」がなんなのかすら、予想することさえ出来やしない。
この際だから言ってやるよフランディアナ。…今この戦いの流れを仕切っている胴元はお前じゃない…。この私だ…!!」
フランディアナ「(…!!。言ってくれるな、深紅。…しかし悔しいが彼女の言う通りだな。向こうは5つの属性魔法に加えて15mm弾の雨あられのような弾幕…流石に威力が違いすぎる…。だがいつまでも隠れている訳にはいかない。どう動くべきだ…?)」
深紅「(亀みたいに隅っこに隠れててもいいぞ?。まぁ…アラナスや藍紫はどう思うかは分からないがな)」
フランディアナ「(…!。言ったな…!?。私を…舐めるなよ…!?)」
深紅「んぅ?、気配が消えた?。心眼でも探知出来ないという事は、ステルスか」
アラナス先生「………ノイズキャンセリングイヤホンみたいに「逆位相のなんらかのエネルギー」を重ねて放出して魔力の流れを打ち消しているから、…気配を探知出来ないという事か…」
深紅はフランディアナの気配が心眼で探知出来なくなった事に対し、ステルスを使用した事を察してから攻撃を中断するとフランディアナの奇襲に備える為に警戒しており、フランディアナは透明になりながら自身の目の前にメニュー画面を展開して何かの項目を選び始めていく。
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