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フランディアナ「(くぅ…!?。システムの制限を最大まで解除しろだと?。そんな事をすれば…それはもう私ではなく、「フランカそのもの」になってしまう…。解除しないと勝てないだと?。それだけ彼女と私には差があるというのか…。
それでもまだ…いけるはずだ…。私は…まだ…!!)」
藍紫「あの人…何が何でも足掻こうとしている…。何があの人をここまで動かすんだろう…?」
深紅「無理すんなよフランディアナ。お前だからそれですんでいるが、常人ならそのシステムを使うだけで「精神を完全にフランカに塗り潰されてしまう」ぞ?」
フランディアナ「(警告、精神制御による負荷…50%突破。作戦行動に…支障の恐れあり…。まだだ…!、まだ…!!)」
深紅「…もう聞こえてはいないか。手足を壊してでも止めないと、フランディアナの心が壊れてしまう…」
深紅はフランディアナの喋る言葉が機械的な無機質なものになりつつあるのを見てから悲しそうに呟きながら居合の構えをとっており、フランディアナはそれでもなおシステムの指示通りに自身の目に映る敵を攻撃するため、ゼロシフトを使って深紅に急接近しようとしていく。
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