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アラナス先生「……」
深紅「…!!」
フランディアナ「(なんだ!?)」
藍紫「えぇッ!!?」
深紅とフランディアナが異変を察知してその場から離れるのと同時に地面から先の尖った鋭い木の枝のようなものがたくさん生えていき少しするとその枝が一箇所に集まると大きな樹木のような物へと変異しており、藍紫は何が起きているのかさっぱり分からずに困惑してしまっている。
アラナス先生「……歳をとってしまったな。…若い頃なら、………もっと早く大量に生み出せたはずなんだが、……今はこの程度しか出来ないとはな…。…お楽しみのところすまないが、ちょっとした問題が起きた。……ユースリッヒが動いてしまったようだ」
深紅「ユースリッヒ…忙しくなるな」
フランディアナ「(あれだけの事を短時間でしながら、この程度だと…!?。ありえない…まるで「何人分もの魔力」を一人が持っているかのように…。なんなんだ彼女のこの魔力は…!?)」
先生はため息を吐いて魔力を込めながらこうつぶやくと樹木のようなものが一瞬で「腐食」したかのように朽ち果てていき、フランディアナは先生の言う「少量の魔力」でこれだけの事を当たり前のように行なっている事に驚いてしまっている。
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