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深紅「(はは。色々と知ったらこんな風になっちまうのさ。お前には気に入らないところもあるかもしれないが…「割り切るしかない」ってね)」
フランディアナ「(そうかい、分かったよ深紅。だが私は…まだ君のように、「割り切ることは出来ない」。どう頑張っても変えられないものがあるとしても…だからこそ、足掻かないといけないんだよ。それは…覚えておいてくれ)」
深紅「(そうだなフランディアナ。覚えておくよ。足掻いているからこそ、お前がいるんだよなぁ)」
アラナス先生「…ハハハ。…面白いよなぁ、……「ニンゲンっていう生き物」はさぁ。…ある意味では滑稽と言えるだろうなぁ」
深紅「おい…」
アラナス先生「……失言だったよ深紅」
フランディアナ「(…ニンゲンだと?。やはりアラナス先生は普通の人間ではなく、「元から魔法が使える人間」という訳か…)」
藍紫「…面倒くさいな、大人って…」
フランディアナは先生の言葉を聞いて何かを察してから静かにこう呟きながら目的地へと向かって歩き続けており、藍紫は深紅と先生の会話を見てから面倒くさそうに呟いてからそのまま歩き続けていく。
???「隔離しなければまずい事になっていたね。まぁ…問題はないか」
何者かが深紅達を見ながらこう呟くと何者かはそのままどこかへ「転移」していき、そのまま気配が消えていった。
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