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藍紫「つまり普通の連中だと言語規制がかかるほどのヤバい連中ってわけですか…。それなら口にしても問題ないレベルで教えてくれませんか?」
アラナス先生「…彼らは言ってみれば「秩序や規範そのもの」…。…藍紫は人類がいなくなってもなぜ、………この世が「無秩序」になっていないかと疑問には思わなかったかな?」
藍紫「そういえば…あまり気にしなかったけど、なんでだろう…?」
アラナス先生「……「人が作った法という紙きれ」が今も生きているからだよ。…「そのルールは破ってはいけないという不文律」としてね。………もっとも大体の連中はそれを気にすることすらない。…「当たり前」だと思っていることをわざわざ破る必要はないし、……気にしたところで「自分の何かが変わるわけでもない」」
フランディアナ「……」
藍紫「わからないなぁ…。つまり敵ではない…んですか?」
藍紫は元老達の存在が理解出来ずにこう呟いており、先生はフッと笑みを浮かべながら口を開いていく。
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