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はい、これで残業決定。
力が抜けて、デスクに倒れ込んだ。
「春乃も手伝ってよ。」
「悪い。今日は、パス。」
そう言って春乃は、バッグを持って行ってしまった。
「ちょっと、春乃!こうなったら、四宮君!」
「俺、残業しない主義。」
そう言って四宮君も、行ってしまった。
「もう~なんなの、二人共!」
頭を掻きむしりながら、私はイライラ。
「よし!瀬田、やるぞ。」
「ふぁ~い。」
気のない返事をして、私は外川課長の元へフラフラと、近づいて行った。
「いいか、瀬田。これとこのパンフ入れて、応募用紙1枚入れる。これで1セットだ。」
「はい。」
「200セット終わるまで、帰れないからな。」
「嘘!一人100セットですか!?」
マジかっ!と思いながら、椅子を持って来て座った。
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