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そして、もう一時間経って、やっと200セット終えた。
「終わった~!」
私が万歳をすると、外川課長ははははっと笑った。
「よし、瀬田。ご褒美だ。」
私の手に、250円の硬貨が、乗せられた。
「えっ?お駄賃?」
「アホか。好きなジュースでも買って来い。ついでに、俺にもお茶な。」
「はーい。」
なーんだ。
これで、好きなモノでも食べろって、本気で思っちゃった。
私はオフィスを出て、廊下にある自販機に向かった。
まずは、課長にお茶と。
私はどうしようかな。
オレンジ100%にしようかな。
私は、お茶とジュースを買うと、オフィスに戻って来た。
「はい、外川課長。お茶です。」
「ありがとう。」
その課長の笑顔が、爽やか過ぎて、まるでお茶のCMを見ているようだった。
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