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「あっ、あぁっ…!」 もう何度目か分からない絶頂。 まるで餌を強請る鯉の口のようにヒクつくソコから溢れた蜜が、シーツに染みを作っていく。 「…イクの早すぎんだろ」 「…っは、ぁ…っ、」 余韻に身体を震わして息を乱す私を見下ろしては「…つまんね」と、吐き捨てるようにそう呟き、不機嫌そうにチッと舌を打つ。 「お前さ、ひとりで何回気持ち良くなったら気ぃ済むの?」 「…っじゃあやめ、」 必死に言い返そうと口を開くも、伸びてきた男の手が私の首元を締め上げた事に依って、反論は強制的に遮られた。 「こんなに悦んどいて“やめて”とかクソつまんねぇこと言うの、それこそやめてくんね?」 「っ、う゛…っぐ、」 「そういや脳内に酸素が足りなくなった状態だと、より一層快感を感じるらしーよ」 「…っぁ…」 「…ど?気持ちい?」 呻き声を上げてボロボロと涙を流している私を笑顔で見下ろしながら、小首を傾げてそんな事を聞いてくる。 その間も止む事のない律動。 苦しさと快感がせめぎ合って、脳みそがパンクしそうだった。
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