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話し合い。
もうダメだと思ったところでまさかの告白&キスについ我を忘れて押し倒したら、まずは話し合おうと言われた。
いや、そうだよね。
そりゃそーだよ!
わかってる、でも切ない!
とりあえず深呼吸。
緋沙子に余裕ない顔がバレそう。
うぅみっともない。
けど、とりあえず話し合いには賛成。
うん!私から話しを切り出そう!
けど何から聞けばいい?
(緋沙子最近本当はどこ行ってるの?シャワー浴びてるよね?)
とか?いやそれじゃあまりにも単刀直入で、しかもいきなり問い詰めてる感でるよ!
じゃぁ…
(最近仕事落ち着いてきたしイチャイチャしたいなぁ♪)
いや、これ違う!絶対に違う!これはあれだ、逃避です!
ううむ、難しい…。
話しかけかたに悩んでると緋沙子が話しはじめた。
「…最近の私のこと…どう思う?」
上目遣いで謎の事を聞いてくる緋沙子にはてなマークの私…。
ストレートな答えは(エロいよ)
いやこれはダメ、怒られる答え。
( ̄▽ ̄;)
絶対にちがう!
えっと、えっと~。
と、答えを探してたら
「…やっぱり、太っちゃって嫌…?」
俯きながら目を逸らす緋沙子に鈍い私は
「え?」
っと、すっとぼけた返事しかできなかった。
「さっきね、仕事忙しいって言ったけど嘘だってわかってたでしょ…本当はね、ジム通いしてたの…。」
真っ赤になりながら小さな声で話す緋沙子に
「あー!ジム!だからシャワー!!あはは良かった!けど、なんでまた、急にジム?」
「だって美登理、最近よくスキンシップとってくるようになって、もしかしたら太っちゃった私を確かめて別れたいと思ってるのかと…。」
!!びっくり!私はあまりのびっくりに思わず
「え?そーだったの?
私、今の緋沙子とめちゃくちゃしたいよ!
確かに昔よりぽっちゃりしたけど、だからこそエロいというか、興奮するというか!
でもずっとご無沙汰で、今更どーやって求めたら良いのか悩んでスキンシップから始めようと頑張ってたところ!
そしたら緋沙子は仕事帰り疲れて帰ってきてシャワーまで浴びてて、誰か他に好きな人ができたのかと思って振られる覚悟までしてたところだし!」
私は焦って言わなくて良いことまでうっかり捲し立ててしまっていた。
それを聞いた緋沙子は目をぱちくりして私をみていた。
あ…ヤバい…。これ怒られるパターンでは?
でも緋沙子は予想外に恥ずかしそうに
「美登理は、今の私としたいの…?」
と聞いてきた。
「したい!!」
もちろん私は目を輝かせて答えましたとも!
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