理由は?

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理由は?

私はびっくりした!今の私を抱きたいの??…いや…けど… 「あのね…、それなんだけど、できればもう少し待ってくれないかな? えと…私、最近ジム行ってるのはね、ダイエットはじめたからなの。」 驚いてる美登理の顔を見ながら告げた。 「ダイエット?!」 うぅ!恥ずかしい。けど美登理も赤裸々に自分の気持ち言ってくれたんだし私も正直に話さなきゃ。 「は、恥ずかしいんだけど、その、また、その、エッチのチャンスあるなら…ちゃんと痩せてからが…いいなぁ…って…。」 は…恥ずかしい!多分私今顔真っ赤なはず…。 目を合わせられない私に美登理は 「緋沙子…、私、緋沙子が好きなんだよ。」 え?いきなりなんの告白? 驚いて思わず美登理をみると更に畳み掛けてきた。 「緋沙子が好きなの。」 なんとか頷いた私に 「昔のスタイルの緋沙子も好き、今の緋沙子のスタイルも大好き。ってか!緋沙子がいいの!緋沙子に触れたくて、私、ずっとあの!」 美登理は少し下を向いて あーとかうーとか言って何を言うべきか悩んでるみたいだった。 かわいい… けど、こんなに求められてたなんて…恥ずかしいけど嬉しい。 そうおもってたら美登理は顔をあげて私を真っ直ぐ見つめ 「したいの。今の緋沙子と…出来れば今すぐ。」 悩んだ末に結局ストレートに美登理らしく求められ私は心臓を鷲づかみにされた気がした。 もう、これは断るの無理だな(笑) そして、お互い話を続けなきゃならない理由は既になくなっていた…。
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