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朝霧家は簡単に言えば代々「魔女狩り」を生業としている一族だった。
通称「紅の一族」
一般的に「魔女狩り」といえば理不尽な罪を着せられ火あぶりになったり拷問を受けて殺されていった人がいたという歴史的な内容を思うだろう。人々が今以上に目に見えないものにしばられていた時代のものだと。
だが魔女は存在していた。それは古い時代からずっと人間を狙い陥れるために魔女はあらゆる魔物を造り出し、多くの人間を殺めてきた。
それを阻止するためにかつては呪術師として人々から頼られてきた一族朝霧家が「魔女狩り」を生業とするようになった。
呪術師としては強力な力を持つ朝霧家だったが、今までに多くの犠牲があった。「魔女狩り」をするごとに魔女たちもより強力な魔物を造り出し、時には魔女自らがあらわれ攻撃してくることもあった。
それは多くの人間を巻き込み魔女に毒された人間は世界的な戦争にまで発展した。
その時には朝霧家は全滅しかけたがどうにか少数で戦い抜き血を絶やすことなく現代まで戦い続けているのだ。
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