230人が本棚に入れています
本棚に追加
「生活態度が改まったなら、今後は学業だな。
河西、この間の定期テスト、後ろから数えて40位くらいだったよな?この間、一回教えてやったが、一回くらいじゃ足りないようだな。
俺が、直々に勉強教えてやるから、放課後毎日生徒会室に来い。」
そう言われ、若菜の眉間には自然にスジが出来ていた。
「はぁ?嫌だよ!
それに、生徒会室、他の役員もいるし、俺が毎日来たら邪魔だろ!」
そう、若菜が声を荒げて言うと、
「そうか。分かった。」
と、諦めるような言葉が清宮から返って来て、若菜はホッと胸をなでおろす。
最初のコメントを投稿しよう!