230人が本棚に入れています
本棚に追加
「そう、あんたみたいな優等生には到底理解出来ないだろうけれど、コレは、俺が好きでやってる事だから、余計な事はしないで。ね?」
そう清宮に念押しをし、若菜は腹や胸、太腿の上に出された白い液体を慣れた手付きで素早くティッシュで拭き取った。
続けて、パンツ、ズボンを履き、制服のシャツを羽織り、ボタンを掛けていく。
制服のネクタイを締め終えた所で、“じゃ。”と、若菜がその場を去ろうとした瞬間、清宮が腕を掴んだので、咄嗟に何も言わず、若菜は清宮の方を振り返った。
「例え、君が好きでやっているとしても、この様な行為は軽くするべきではない。ましてや君、Ωなんだろう?Ωは男性であっても妊娠する可能性だってあるんだから。尚の事、気を付けるべきだ。自分の身体を大切にー」
最初のコメントを投稿しよう!