1. 日常的な遊び

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清宮の言っていることは、至極正論だと若菜だって、当然の如く理解している。 分かっちゃいるけれど... どこにも行き場のない想いが沸々(ふつふつ)()き上がってくる。 「α(アルファ)のあんたに分かるわけないだろ、俺の気持ちなんて!!」 そう吐き捨てると、清宮の手を振り払い、 若菜は社会科室を出たのだった。
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