第4章 承諾と接近

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幹部会も終盤に差し掛かり、連絡事項。 「最後に生徒会のことなんだが、転入生の影響で生徒会室での作業が難しくなっている。この1週間でかなりトラブルも多くなって業務も多くなっているのに、転入生が突撃してくるため仕事が進まない…」 この前の会長の様子から、あぁやっぱりなぁという内容の報告だった。 「…そこで、生徒会は生徒会室での作業をしばらくの間やめ、必要な時以外はほかの場所で個々に作業を行うことになった。そこで幹部会のメンバーは何か用があるときには、メールで連絡をするように頼む。」 これには流石にみんな面食らったようでざわめいている。 確かに、生徒会室でやらなきゃいけないという決まりはないが、予想外の対応である。 こんなこと前代未聞なんじゃ…?あの転入生こんなところにまで影響を…おそるべし。 そんなこんなで、臨時会議は終了した。 そのまま、会議室を出て保健室へ向おうとすると。 「楠川、ちょっといいか…」
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