第1章 王道転入生が来る!?

1/2
前へ
/130ページ
次へ

第1章 王道転入生が来る!?

こんにちは!こんにちは!世界の皆さんこんにちは!! 僕はいまとってもとっても幸せな少年、「楠川唯都(くすかわゆいと)」ですっ!私立富沢学園に通うピカピカの2年生☆ 何でこんなに幸せそうにしてるかって?? それはそれは…なんと季節外れの転入生が来るからです! いやー、季節外れといえば絶対にあれでしょ! 転入生の包容力で美形を落としていく!それでこの学園がLOVEであふれるようになる、いわばこの転入生君は僕たち腐っている人間にとって神的存在ぃ~~~ 「おいもどってこい!おい!会議終わったぞ!」 「はっ、意識が持ってかれていた…ごめん、それよりもさ!転入生!」 いま話しかけてきたのが、入学当時から仲のいい山村隼大(やまむらはやた)。1年生からクラスも一緒で、運動神経抜群のイケメン。 それで、実は今までやっていたのが、この学園の幹部会議。各委員会の委員長、部活の運動部と文化部それぞれの統括長、そして生徒会メンバーが出る会議だ。基本的に、生徒が取り仕切る日常活動や行事などはここで決まる。それで今回の会議では、転入生が来るということが報告されたのだ!
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1880人が本棚に入れています
本棚に追加