1660人が本棚に入れています
本棚に追加
/257ページ
「美和の知り合いなの?では、美和が呼んだの?」
「美和さん勝手に男性を呼んだの?いくら副社長さんだからって
まぁ見栄でも張りたかったの?
自分の旦那様をないがしろにするような振る舞いは__」
小声で会話しているつもりですか?まる聞こえですよ。
浜坂さんとお母さんがお嫁さんの美和ちゃんにそんなことを聞いているし
もうカオス状態だな。
「花。こっちに来て一緒に挨拶して。」
男達にわざと聞こえるように言いながら引き寄せる。
「さくらちゃん!?」美和ちゃんが驚いている
浜坂さんに向けて
「妻の迎えに来まして、皆さんに案内されて図々しく申し訳ありません。」
「さくらちゃんの結婚相手って功太朗先輩なの!?」
美和ちゃんが空気も読まず驚いている…
「…花さん?お友達に結婚したこと言ってないんですか?」
小さな声で確認すると
テヘっとした顔を見せた。うっ。可愛い。
とりあえずこのカオスから脱出しよう。
最初のコメントを投稿しよう!