5000スター嬉しくて、小話。2019/9/2

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『僕の花さん 子育て編 こうさん視点』 僕の花さんはかわいい。 僕のお嫁さんになり、母になってもその可愛らしさは変わらない。 例え二児の母になろうとも。 息子の入園式の翌日の夜、私たちの息子は天才かもしれないと言い出した。 僕と花は寝る前にベッドの中でおしゃべりするのが日課であり 忙しい僕の癒しの時間となっている。 「もー、こうさん真面目に聞いて」 「聞いてる聞いてる。で、どんな天才だって?」 「たった一日でね、クラスのお友達の名前を 全員覚えてしまったんだって」 「へー」 もし本当なら少しすごいかなと思うけど… そんな事あるかな? 少し興奮した花さんが可愛くて話は半分くらいで聞いていた だって母になった花さんは 子供たちにわかりやすいように 怒っているかおとかを作るようになって そのまま僕にまでその顔をしてくれるから これがまた可愛らしくてたまらないんだ 唇を少し突き出してほっぺを膨らます あー…明日も早いけど… これは花のせいだよね。 「こうさん?!…なっ!」 いただきます。  
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