5000スター嬉しくて、小話。2019/9/2

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次の日はベッドに入る前から興奮していた花 なんでも「名前と顔がちゃんと一致していた」そうで 確かに少しスゴいとは思うけど 彼は今、ひらがなをなんなく読めるようになり 地名や名前を覚えることが楽しくてしょうがないらしい。 子供にはこの頃にはビックリする程の天才時期がある。 上手に見つけてあげればその子の個性をぐんと伸ばせると 長女のときにも体験し 同じように大騒ぎしていたことを思い出した。 こんなに興奮している花も珍しく 悟られないように少しずつベッドへと誘導し スキンシップから優しく甘く 花が気がついたときには少し息があがり 「ひどい!」なんて抗議を受けようとも 花だって今さらやめられないでしょ? 息子も知恵が回るようになり 花の気を引くのが上手くなって 最近はずっと負け続きたから この幸せな時間は突然のご褒美で‥ 「花、もう一人作る?」なんて 普段は思いもしない事をくちばしってしまって あーこれ以上子供をつくったら 花との時間がまた減るかななんて思う僕は… 夫としてどうなの? でも 「欲しい気もするけど… こうくんっていう一番手のかかる子がいるから」 なんて! 花に一本取られても そんな事を言ってくれる花には嬉しく思ったり。 でも、夫の威厳を保つため…なんて 花が次の日寝込んでしまうほど頑張った僕に … 「もうコウサントハしばらくシマセン」 と次の日の朝 花に拒絶されるは… 「ママの事は僕にまかせて」と息子にドヤ顔されるは… 「パパは仕事頑張ってくれればいいのよー」と どっかのJKの様な発言を玄関の前で行ってらっしゃいとともに言われ 寂しく会社に向かった僕は この日ある決心をした。 。。。 …ってな感じで始まる予定でした♪ 子供が二人いてもママに見えない花さんに バイトの男の子か惚れられてしまったり なんて感じで、二人の時間を持ちたかった こうさんの思惑から離れながらも 花さんは毎日ドタバタと夫と子供たちと 幸せに暮らしています。 ありがとうございました。(#^.^#)かる美。
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