<僕>を作っているもの。

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<僕>を作っているもの。

入学式の翌日に入社式があり その日からレールが引かれた通り 父の会社に就職して営業職に就いた。 営業エースと言われる指導者の下、毎日が戦いだった。 忙しい毎日だがやりがいはあった。 そんな中でも噂に多分尾ひれも付いて 俺に媚びを売ってくる女性達に辟易していた。 本気でバカじゃないのかと思った。 俺に何を期待しているのだろう… 大学時代に遊んでいた頃とダブる。 いつまでもこんな事を繰り返すのか… よく知りもしない男に体を開いて甘い声を聞かせて? なんの面接か!! どんな試験をくぐり抜けたら女性達の言う玉の輿とやらに乗れるのか… 俺の御輿なんてたかが知れてるだろうに… 自分に自信が無いわけではないが、女性のあまりの情熱に引きまくる。
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