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伊賀の里の頭領は無事だったが、伊賀流の極意書は盗まれてしまっていた。
そして、爆発が起きたところには甲賀流の忍の持ちものが落ちていた。
伊賀の調査隊たちはそれを頭領に伝えた。
伊賀の里の頭領ユバ
「まさか、甲賀の仕業なのか…。」
それは伊賀の忍者全員に知らされた。
アラシ
「なぁ~。伊賀の忍者は十字の手裏剣を持つだろう? 甲賀はクナイを使うんだな~。」
サスケ
「知らなかったのか?」
アラシ
「クナイもかっこいいよな!」
マイク
「いや!絶対に手裏剣だろ!」
サクラ
「伊賀と言えば十字手裏剣よ!」
そのころ、甲賀の里でも同じ事件が起きていた。
甲賀の頭領の館も爆破され、伊賀の十字手裏剣が現場に落ちていた。
そして、魁隊が現れてから三日後、伊賀の里にサイレンが鳴った。
そのサイレンは外部からの侵入者が里に入った合図だった。
(ウォーン!ウォーン!)
アラシ
「これは侵入者だ!!」
サスケ
「里に侵入者が入った!要心しろ!」
マイク
「サクラは隠れていろ!」
サクラ
「また子供扱いして!」
屋根の上には数人の見たことのない忍者の姿があった。
マイク
「見ろ!見たことのない連中だ!」
サクラ
「また魁隊!?」
サスケ
「違う!!あの家紋は甲賀流だ!」
アラシ
「仕留めるぞ!」
大豆先生
「ストップ!!」
四人の前に大豆先生が現れた。
大豆先生
「武器を仕舞え!」
アラシ
「なんでたよ!侵入者だぞ!」
大豆先生
「お前たちは甲賀流か!?」
甲賀流忍者
「そうだ。お前たちが奪った物を取り返しにきた。」
大豆先生
「奪った物だと…。違う!これは仕組まれたワナだ!」
甲賀流忍者
「先に仕掛けたのはそっちだろ。今日のところはほんの挨拶がわりだ。」
と、甲賀流忍者は去っていった。
大豆先生
「そうとうな手練れだ。」
アラシ
「なんでいつも止めるんだよ!俺たちはもう立派な忍者だそ!」
大豆先生
「立派な忍者だと…。バカ者!! 初心者忍者がなめた口を聞くなよ!! 相手の強さも知らずに、そんなに早く死にたいか!! もっと修行しろ!!」
四人はいつも温厚な大豆先生に驚いていた。
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