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アラシ
「サクラ!覚悟しろよ!」
サクラ
「負けないもんね!」
大豆先生
「始め!!」
アラシとサクラは後ろに飛びながら手裏剣を投げた。
サクラ
「いやん! 手裏剣はアラシの方が上ね!」
サクラは両手で印を結んだ。
サクラ
「水遁!水風車!」
(ブシュー!グルグル!)
円形の水の風車のような物が盾のようにサクラを守った。
アラシ
「なに!? 水が盾のようになってる!? やるなサクラ!!」
アラシは背中の木製の刀を抜いて、サクラに接近戦を挑んだ。
アラシ
「いやー!!」
サクラは木製の小刀を出して、アラシの攻撃を受けた。
そして、サクラはさっきとは別の印を結んだ。
サクラ
「水遁!水風船!」
アラシは水の球体に包まれた。
アラシ
「ゴボッ。溺れる…。」
アラシは水の球体の中でもがいていた。
アラシは印を結んだ。
アラシ
「多重分身の術!」
すると、4人のアラシが、溺れているアラシを水の球体から助けた。
アラシ
「ぐふぇ~。あっぶねー!」
同時に分身のアラシも消えていた。
大豆先生
「四人の分身の術…。あの年で四人とは…。普通なら出来ても二人が限界のはず…。」
サクラ
「おっしぃー!」
アラシ
「俺も本気で行くからな!サクラ!!」
サクラ
「最初から本気できなよ!」
アラシの目が変わった。
大豆先生
「ん?」
アラシはあっという間にサクラの後ろに回って木製の刀を突きつけた。
サクラ
「えっ!? まって!全く見えなかった??」
大豆先生
「そこまで!! 勝者!アラシ!」
サクラ
「うそ~。」
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