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その後もアラシは勝ち続け、準決勝まで来ていた。
大豆先生
「アラシ対マイク!」
マイクはガタイのいいパワーキャラだった。
マイク
「いいかアラシ!! 負けねーからな!」
アラシ
「俺もだよ!」
大豆先生
「始め!!」
マイク
「くらえー!」
マイクがアラシに手裏剣を投げた。
(スコッ!スコッ!スコッ!)
アラシ
「ん?あれ?」
マイクが投げた手裏剣はアラシとはまったく別の方向に飛んでいた。
マイク
「くそ!やるなアラシ!」
アラシ
「う…うーん…。」
マイク
「これで終わりだ!!」
マイクは再び手裏剣を投げた。
(ポトッポトッポトッ…。)
アラシは避けるまでもなく、手裏剣を眺めていた。
マイク
「よく交わしたな!」
アラシ
「あ…。あー。何だか調子狂うんですけど…。」
アラシ
「次も控えてるから早めに決めるよ!」
アラシは背中の木製の刀を抜いて、あっという間にマイクの懐に入った。
アラシ
「マイク!もらったよ!」
(スバン!!)
アラシがぶっ飛んだ。
アラシ
「イッテてててー!」
大豆先生
「マイクの素早い強烈なアッパーを最小限でよけたか。」
マイク
「手応えねーな。」
マイクはボクシングのようなファイティグポーズをとった。
アラシ
「まぐれか…?」
アラシは印を結んだ。
アラシ
「多重分身の術!」
アラシは四人の分身を作り、本体も入れて5人で連続攻撃をマイクに仕掛けた。
大豆先生
「また四人…。まぐれではないか…」
アラシ
「もらっぜ!マイク!」
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