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私は 妻と娘が待つ 神社へと急いだ
そして 神社へ到着すると 妻と娘を探した
「 あそこにいた ! 」 妻と娘は
石段の隅に座り お好み焼きと たこ焼きを食べている
しかも 妻は 甘酒を飲んでいるのだ
私は 「 ごめん ! 遅くなった 」
妻は 「 どこへ行ってたのよ ! 」
私は 「 光田さんの家に 行ってたんだよ 」
妻は 「 光田さん ? 駅伝にでる ワクちゃんのことで
行ったの ? 」
私は 「 そうだよ ワクちゃんのことで 」
娘は 「 ワクちゃん ワクちゃん 」 と 連呼する
そして 帰ろうとする 妻と娘へ 私は
「 ごめん ! もう 1 度 本堂へ行こう 」 と 言うと
妻は 「 え っ さっき 拝んだじゃない もういいわよ 」 と
言うが 「 お願い ! もう 1 回 拝ませて 」 と 思わず私は
手と手を合わせ 妻と娘を 拝み倒していた
そして 拝み倒された 妻と娘は 渋々と うなずいてくれた
私は この時 思ったのだ 拝む相手と言うのは
何も 神だけではなくて いい見たいだ
時には 身近な人にも 有効らしい
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