「主」の祝日

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今日は、娘が私たち親から独立した記念日、というわけか。 私は大きなため息をついた。 「おい、チケット残ってるか」 「もちろん」 妻はちゃっかり2杯分のチケットを残していた。 「とりあえず、それで乾杯するぞ」 私は妻の手を引っ張って、梅酒のブースに突進していった。 〈おわり〉
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