あとがき

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あとがき

「何も言わずに連れ去って」 完結いたしました!! こちらは、もう一つの作品「友婚」とは違い、切なかったり途中、ちょっと暗くなったり…と、また雰囲気の違うお話でしたが… たくさんの方に読んでいただき、スター、スタンプ、コメントも、本当にありがとうございました。  好きだけど認めちゃいけない 好きだけど言えない ダメだと分かっていても、惹かれてしまう想い、止められない気持ちと、大切な人を裏切る事はできない…という、もどかしさと切なさを書きたかったのですが… 書いてて、何度も自分で切なくなって、暗くなって…そんな時は、友婚を書いて気持ちを上げて… と、この執筆期間は気持ちが上がったり下がったりしてました。 ドロドロな展開は苦手なので… 気持ちは揺れても、二股とか浮気にはならないように…と、ギリギリのラインで美結とナオには頑張ってもらいました。笑 修司には大好きな恋人に振られ…しかも、友達がその元恋人を好きだった…なんて、可哀想な役割を負わせてしまったので、そのままで終わらせたくなくて、最後は株を上げて、新しい素敵な恋も♡ 途中、ちょっとダメな風に書きすぎちゃったかな…なんて、後から読み返して思ったりもしたのですが、もう、公開しちゃったししょうがない、ごめん、修司!って事で…そのままです。笑 ナオはやっぱり私の好み、というか、理想のタイプに仕上がってます。笑 どうしても、自分好みに書いてしまう… 一見マイペースそうに見えて、実は周りをよく見てて、空気が読めて、さりげない気配りができる。 媚びる女には見向きもしない。 相手の気持ちを察して、手を差し伸べてくれる。しかも、押し付けがましくない。 好きな子にはとことん優しい。 顔はもちろんアッサリ塩系のイケメン。 ああ、こんな人と結婚したかった。笑 美結は、甘え下手で自分で何でもしてしまうしっかりもの。(のつもりで実はちょっと頼りない) 気を遣って言いたい事を我慢してしまう。 いつもニコニコ人当たりがいい。 相手の事を考えすぎてしまうが故に、本当の気持ちを押し殺して、ナオの事も諦めようとしてしまった…。 傷つくのが怖くて、裏切られる事が怖くて、自分を大切にしてくれて、安心できる相手を…なんて、恋愛と向き合う事から逃げてしまったばかりに、修司を傷つけ、自分も辛い思いをしてしまう訳ですが… 頭で考えるようには、心はコントロールできないって事ですね。 周りの人達の優しすぎるくらいの優しさのおかげで、2人はハッピーエンドを迎える事ができましたが、実際は世の中そんなに甘くはないはず。 それでも、2人の人柄と、自分の気持ちを押し殺して、ギリギリの所で一線を越えずに踏み留まったご褒美かな、と思っています。 さて、この作品も完結を迎え、「友婚」の番外編を書き終えたら、新しいお話をまた書きたいなぁ…と思っています。いくつか、書いてみたいお話の構想はあって、実際少し書き進めているものや、かなり前に途中まで書いたものもあるのですが、どのお話を書き進めて公開するか… ちょっと思案中です。 なので、またすぐお目にかかれるか、少しお時間を頂くか…まだ分かりません。 皆さんに忘れられてしまわない様に、なるべく早目にまた、新しいお話を公開できたら、と思っております。 皆様の期待に添えるような作品が書けるかな…なんて、ちょっと心配もありますが、もともと、何の文才もない素人が、自己満足で書き始めただけ、それを1人でも読んでくださる方がいたら十分じゃないか!と、開き直ってこれからも自分が書きたい物を書いていこう!と思っています。 また、新作公開の際には、お立ち寄り頂き、チラッと覗いて頂けたら嬉しく思います。 皆様からのアクセス、スタンプ、コメント、スターが、いつもとっても励みになっています。 「何も言わずに連れ去って」最後まで、お付き合い頂き、本当にありがとうございました。 Liko
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