もち

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 これは、俺の田舎からちょっと用事で町まで行った時の話だ(嘘だけどね)。  あれは、夏の夜だった(怖いのの定番的に)。俺はブーンとエンジンをうならせて車を走らせていた。森には木がうっそうと茂っていた。  それは、分かるかな?プール行った後の疲れたーという倦怠感と謎のすっきり感(これ妖怪不祥事案件にしてくれないかなー)、それのすっきり感を味わっていたんだ。気持ちよく車を走らせていた。ルームミラーを見ると後ろの席にひどくやせたびしょびしょの女がいたんだ(定番のやつー)。は?と思い。直接見るといない。もう一度 は?と思った。サイドミラーを見ると次は、イメージ通りのカッパがドアに張り付いていた。「え。これヤバいやつやん」俺は思った。  怖いので、前だけを見てアクセルを踏み込み先を急いだ。  すると、前から水木しげる版の塗り壁が前から来た。うあぁぶつかる!と思ったらぶつからずそのまま進めた。  すると今度は、ジバニャンが出てきて百烈肉球をかまそうとしたがそれもなんなくスルー。ジバニャンで最後だったらしく、その後は出てこなかった(作者のヨーカイの知識がつきた)。  よくよく思えば、それらは俺が知ってる妖怪だらけだったので、俺の妄想だったのかもしれない。
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