第4章  ウエストシティの内戦

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「いや、それだと色々と不味いだろ……」 「そう。だったらそれでいい……」 「分かってくれてどうも……」  二人は部屋を出て、フードをかぶると裏口から外に出た。裕也を先頭に二葉がその後ろを追う。建築物の死角に入りながら近くのレストランに入る。 「どうやら後を付けられていないようだな」 「うん。今のところは大丈夫……」  二人はフードを脱ぎ、店内の奥の席に座るとこの店で一番安いモーニングセットを頼む。
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