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「いや、それだと色々と不味いだろ……」
「そう。だったらそれでいい……」
「分かってくれてどうも……」
二人は部屋を出て、フードをかぶると裏口から外に出た。裕也を先頭に二葉がその後ろを追う。建築物の死角に入りながら近くのレストランに入る。
「どうやら後を付けられていないようだな」
「うん。今のところは大丈夫……」
二人はフードを脱ぎ、店内の奥の席に座るとこの店で一番安いモーニングセットを頼む。
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