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中学3年生の冬。
ピアノの先生からコンクールに出ないかと声をかけられた。
出るか出まいか悩んだけど、バイオリン部門で相馬くんが出る事を知り、単純なわたしは出る事に。
相馬くんはここの教室は辞めて、音楽大学の教授から直接バイオリンを習ってると先生が教えてくれた。
クリスマスの時期に行われる大きなコンクールで本来は予選を通過しないといけない。
でも、小学4年生の時に相馬くんと一緒に演奏したコンクールで優勝した経歴から、推薦で決勝戦に出られる事になった。
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