第六話 修羅場

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 帰ったメンバーも居るが、それでもAM2時にこれだけの人間が揃うのはすこし異常な事だ。 「はぁ・・・」  真辺は一つため息を着いて 「解った、今日は、俺が出す。酒はダメだが、好きな物を注文しろ」  結局、複数の車で、隣町にある24時間営業のファミレスに行った。  そこで、真辺は、チームメンバーに白鳥の一件を説明した。まだ調査中で、篠原に任せた事も合わせて説明した。 「ナベさん。それで、何か俺たちがやることはありますか?」 「茶のみ話でいいから、協力会社や客にロックバルトとの直接のやり取りがなかったか確認して欲しい。ロックバルトの奴は、よほど切羽詰まっているからなにかしている可能性が高い」 「イエッサー!」  それから、食事をして、ファミレスを出た。  今日は土曜日。明日は日曜日だという噂が流れている。世間では、日曜日という日が休みだという都市伝説まであるらしい。誰がいい出したのか詳細に聞いてみたい。  そんな都市伝説の様な話に乗っかって、土曜日と日曜日で、部下を半分ずつ、家に帰す事にした。  現在の状況を聞いて、帰る順番を決めていく。真辺自身も日曜日の深夜に帰る事にした。  久しぶりの我が家に帰った真辺だが、やる事がなにかあるわけじゃない。     
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