白い雪と君

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A「ほらほら!早く行くよ!」 B「ちょ、ちょっと待ってよ、て言うかそれ僕の買ったやつなんだけど!」 A「聞こえなーい、それよりも早くしないとおばちゃんの特製ガトーショコラ売り切れちゃうよ!」 B「そんな事より僕のホットドッグをだね!」 A「ん!おいひ!」 B「ちょ、ちょっとー!僕のだってば!」 A「ん!あーん」 B「いやいやいや、そんな恥ずかしいこtむぐっ?!」 A「どうどう?これ美味しいよね!」 B「う、うん……(間接キスとか色々あって味とかわかんない!)」 A「んー?何そんなに顔を赤くして………あっ…」 B「(今までのは天然だったのか!?)き、君だって赤いじゃないか」 A「そんな事ないもん!」 B「(何とかして話題を変えないと……えっとぉ…………そうだ!)ゆ、雪が綺麗だね!」 A「そう、だね」 B「雪のおかげで白くなった街も綺麗だし、雪みたいに白くて綺麗な君…………あ!今のなしなし!!」 A「~~!!」 B「別に今の発言に他意とか……」 A「こっち来て……」 B「へ?」 A「早く来る!」 B「はい!!」 A「ちょっと前のめりになって目、閉じて」 B「な、何で」 A「いいから!」 B「わ、わかったよ(一体何をする気何だろう……変な事口走っちゃったから…)」 A「いい?絶対目を開けちゃダメなんだからね」 B「うん………………?!」 A「ふふっ、間接キスとファーストキス、どっちが美味しかった?」 B「あうぁ…………えっ?」 A「テンパリすぎ、私を褒めてくれたお礼。私のキスは安くないんだよ?」 B「何だよ、それ……」 その時、僕の視界は白い街とそれよりも白く綺麗な彼女に染められた。 A「大好きだよ、ばーか」 B「え?今何か……」 A「何でもないよ、早くおばちゃんのお店に行こ♪」
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