0人が本棚に入れています
本棚に追加
A「ほらほら!早く行くよ!」
B「ちょ、ちょっと待ってよ、て言うかそれ僕の買ったやつなんだけど!」
A「聞こえなーい、それよりも早くしないとおばちゃんの特製ガトーショコラ売り切れちゃうよ!」
B「そんな事より僕のホットドッグをだね!」
A「ん!おいひ!」
B「ちょ、ちょっとー!僕のだってば!」
A「ん!あーん」
B「いやいやいや、そんな恥ずかしいこtむぐっ?!」
A「どうどう?これ美味しいよね!」
B「う、うん……(間接キスとか色々あって味とかわかんない!)」
A「んー?何そんなに顔を赤くして………あっ…」
B「(今までのは天然だったのか!?)き、君だって赤いじゃないか」
A「そんな事ないもん!」
B「(何とかして話題を変えないと……えっとぉ…………そうだ!)ゆ、雪が綺麗だね!」
A「そう、だね」
B「雪のおかげで白くなった街も綺麗だし、雪みたいに白くて綺麗な君…………あ!今のなしなし!!」
A「~~!!」
B「別に今の発言に他意とか……」
A「こっち来て……」
B「へ?」
A「早く来る!」
B「はい!!」
A「ちょっと前のめりになって目、閉じて」
B「な、何で」
A「いいから!」
B「わ、わかったよ(一体何をする気何だろう……変な事口走っちゃったから…)」
A「いい?絶対目を開けちゃダメなんだからね」
B「うん………………?!」
A「ふふっ、間接キスとファーストキス、どっちが美味しかった?」
B「あうぁ…………えっ?」
A「テンパリすぎ、私を褒めてくれたお礼。私のキスは安くないんだよ?」
B「何だよ、それ……」
その時、僕の視界は白い街とそれよりも白く綺麗な彼女に染められた。
A「大好きだよ、ばーか」
B「え?今何か……」
A「何でもないよ、早くおばちゃんのお店に行こ♪」
最初のコメントを投稿しよう!