5話 残念な妖精

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「チェルシーの……魔力を……どうやって……感知…するんだ?!」 「……あぁ、それですね! えっとぉ……追跡したい人のDNA情報を精霊に嗅がせるって書いてありますね。」 「なるほど…(疲れる…)、ーんでチェルシーのDNA情報は勿論持っているんだよな?」 「………………………………さてと、時間もありますし、王の謁見まで城塞地区を少し散歩しましょう!」 「はぁ…ったく、そんな事だと思ったぜ。そもそもDNA情報ってそんな簡単に手にはいらねぇだろ? 人の髪の毛とか、爪とか唾液とか普通持っていたら気持ちわりぃよ。」 と、俺の言葉に異様な反応を示すシャルル。 「!……そうでしたね、そういう物でもいいんでしたね。ふふふふふふふふ……。」
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