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「あ!ほら、見てくださいユーマ君。
チェルシーがいましたよ!! なんて仕事が早い精霊なんでしょう、僕感動です!
ここは何処でしょうか…? なんだか…煙で良く見えませんね~。」
興奮冷め止まないシャルルだったが、良く考えるとこれ盗撮なんじゃ…。
だが、摩プリ開発者もその辺りは考えているらしくあまりにもプライベートに直結する場合は制御がかかり精霊は目を瞑るようだ。
「あれ、どうしたんでしょう?画面が真っ暗になりました。故障でしょうか?」
心なしかホッとする。
女性のプライベートを覗き見するような趣味は無い。
これでシャルルも諦めが付くだろう。
「なぁ、シャルルさん。もういいだろ?
人のプライベート盗撮なんて趣味の悪いこと止めて、この辺り案内してくれよ?」
「おかしいですねぇ、こんな筈じゃ……この設定を変えて見たらどうでしょうか?
う~ん、ダメですか~。では、ここは…」
「はぁ、残念過ぎる…」
思わず心の声が出てしまった。
諦めの悪さもピカ一の様だ。
不安しかないこの状況に困惑するばかりだ。
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