狂気の片鱗

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その日のアッキーは、私の見たことのあるモノと見たことの無いモノを持ってきた。 見たことの無いモノはベッド脇のテーブルに置かれた。 見たことのあるモノはニコイチになっていて、ソレを1組は私の両乳首の上に貼り、もう1組をおへその下と隠すモノの無くなった剥き出しのクリの上に貼り付ける。 両手と両足は、いつもよりも動けない様に、かなりしっかりと縛られている。 アッキーが手に持ったコントローラーを持ってニヤリと笑った。 その手が動くと私の身体が勝手に跳ね上がった。 「ひいっっっ!!!」 見たことのあるモノは低周波治療器のパッドで、私の身体は、パッドから流れる低周波によって、自動的に筋肉が収縮していた。 けれど、乳首とクリに貼られていたモノから流れてきた低周波は、ビリビリと快楽中枢を直接刺激してくるモノで、その刺激の強さはそれまでの電マやローターの比ではなかった。 まさしく、快感神経を直接刺激されているみたいに、乳首とクリと脳みそが直結したら、こんなカンジ?と言う強烈な刺激が身体中を走った。
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