破局への足音

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破局への足音

そんなSEXばかりしているうちに、私は週が明けても疲労が抜けず月曜日から仕事に行く事が難しくなっていった。 もう30才になろうと言う私の体力は限界だった。 アッキーとのSEXに溺れていた私だけど、どこか頭の隅では今の自分がかなりヤバイと感じていた。 彼は、都市の中でも小さな町の役所勤めをしていて、月曜日から金曜日の9時から5時までの仕事をしていた。 先輩からの教えは、「遅れず、休まず、仕事せず」だそうだ。 午前中で終わってしまう仕事をいかに一日掛けてするか、を考えるのが仕事だと言っていた。 体力も脳力も有り余っているのだろう。 きっと、余りある時間の中で私をどう責めてやろうかとか、ずっと考えているのだろう。 そして、きっと頭の中で余計な妄想を繰り広げているのだろう。 時間があれば、私のことを想ってくれているなんて、本当なら嬉しい筈なんだろうけど。 もっと他の有意義な事を考えたりした方が良いんじゃない?って思う私は冷たい女なんだろうか…?
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