空白の時間

取り戻した日常

いえ、きっと大丈夫。

私はアッキーが知ってるあの頃の私とは似ても似つかない容姿になっているのだから。

アッキーと付き合っていた頃の私は40kgも無いくらいガリガリにやせ細っていた。

元々から細くはあったけれど、アッキーと付合い始めて、彼と暮らすようになってからは本当に食に対しての興味が無くなってしまった。

付合い出した当初こそ二人で食べ歩きなんかもしていたけれど、アッキーが私に執着し始めた頃からは、すっかり食欲よりも性欲が優先される様になった。

飲まず食わずで一日中アッキーのSEXの相手をしたり、なんてしょっちゅうあったから。

友だちなんかは私の細さを羨んだりしていたけれど、食事もせずにSEXに耽っていたなんて今から思えば不健康極まりない生活をしていたよね。