私の数ヶ月

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ではなく、おっさん。 サラリーマンの。 いや、助けてくれたのは嬉しいよ。 感謝。 でもさ、すぐに離してくんないかなって思う。 地味に手を動かすな。 そんなこんなで駅に着いた。 ホームの時計を見る。 7時40分とちょっとぐらい。 溜息。 分かってはいたけれど、まだ朝だ。 学校だって今から始まる。 なのにこんなにも疲れてる。 出口に向かいながらコートの袖をちょっとめくって、今度は自分の腕時計を見てみる。 7時40分とちょっとぐらい。 溜息。
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