ロマンチック・イルミネーション

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 確かめ合うように舌を絡め合って、下から掬い上げる。 「ん……」 「ひよ」  耳元に遼ちゃんの囁き声。あたし、目、閉じたまま。  ゆっくり椅子に座った遼ちゃんは、あたしを膝に座らせてくれた。遼ちゃんの手があたしの制服のリボン外して、ボタン外して……。 「……んっ」  首筋に遼ちゃんの唇を感じてフルッと震えた。目を閉じていてもわかる。  全開になったブラウス。はだけた両肩が空気に触れてる。 ――あ。ブラのフロントホックが外された。優しい手が、あたしの胸を揉む。 「ぁあ……ん」  ピリッと微かな電流が流れて、痺れちゃう。 「遼ちゃん、目、開けていい?」 「ん、もうちょい閉じてて」  そう言うと、遼ちゃんはあたしの胸の先を口で捉えた。吸う――。
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