ホットドックが好きな彼女

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郵便配達のためボクは同じ場所、決まった時間、指定の道を通る。 今日のように雪が降っている悪天候な日でも、全ての手紙を配り終えないといけないキツイ仕事だ。 そんな毎日でも、ボクにはささやかな楽しみがある。 それは美味しそうにホットドックを食べている彼女とすれ違うことだ。 名前も知らないが、挨拶をする程度の顔見知り。 分かっているのはホットドックが大好きということだけ。
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