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B「まさか、特大ぬいぐるみ?」 A「そうだよ!…この歳になって、ぬいぐるみとか恥ずかしいじゃん」 B「でも、賞品のぬいぐるみって結構大きくて、マユの身長ぐらいあるんじゃないの?」 A「そうなの??…って、なんで大きさ知っているの?」 B「あ」 A「ちょっと、ハヤトも何か隠しているでしょ!私も言ったんだから、ハヤトも言って!」 B「…実は、そのぬいぐるみ作ったの、俺」 A「え?」 B「男らしくないから、マユには言ってなかったけど、昔からぬいぐるみとか作るの好きでさ。姉さんの彼氏が店を出すから、イベントの賞品として作ってほしいって頼まれて」 A「…」 B「やっぱり変だよな。男でぬいぐるみなんて」 A「すごい!」 B「え?」 A「すごいよ、ハヤト!だって、可愛いぬいぐるみたちを作れるなんて!」 B「変に思わないのか」 A「全然!今度作ったぬいぐるみ見たい!作っているところも!…カッコいいんだろうな」 B「うん?ごめん、最後の方聞き取れなかった」 A「なんでもない。…ってことは2等のイケメン店員って…」 B「俺の姉さんの彼氏。信じているけど、誰ともデートしてほしくないスタンプ集めているんだってさ」
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