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第1章 ガルシア大国
ここはガルシア大国。
広大な土地のため、監視が行き届いてない。
俺たち人間が住むにはいい場所だ。
普段、罪人の家に侵入して、
食べ物や衣類などを盗み生活をしている。
今日も罪人の家から沢山の物を手に入れた。
『あいつら見たら喜ぶかな』
路地に入り。
しばらく歩くと、突き当りに着く。
ゴミを退けシェルターに入る。
『ただいまー』
いつもなら聞こえてくる騒がしい声がない。
(おかしいぞ......。)
急いでハシゴを降りる。
下に近づくに連れて鉄の匂いが濃くなっていく。
『ッ、、嘘だろ.........』
そこには無残に斬られた仲間たちの姿があった。
『うぅ、なんでっ...』
その時。
カランカラン_____
後ろから何かが転がる音が聞こえた。
それと同時に部屋一面に煙が広がる。
しまった!!
クソッ...意..識.が....遠...の.く........。
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