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そのとき、牛頭と馬頭が話しかけてきた。
牛頭
「どうだい、鬼増えて。」
黒鬼
「増えたのはええんですけど、なんというか~色がまぎらわしいですね。似たような色の色違いって感じで。だいぶとマニアックな色のおにばかりというか・・・・」
馬頭
「まあ、そのあたりはなあ。しょうがなかったのとちがうか。」
そうこうしてるうちに、アメリカ軍が日本にB29による本土爆撃を開始しだした。
黒鬼
「あかん!亡者の来る数がえげつない!」
赤鬼
「マゼンタ、ワインレッド、朱色、紅色、えんじ色、おまえらもっと手早く亡者をぶちのめすんやで。手間かけたらあかん。でないと間に合わん。」
牛頭
「うーん、これではだめだ。この数をさばくには万の数の鬼が必要だな。また閻魔様に頼みにいこう。」
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