第2章 (場所)ここは地獄の等活(とうかつ)地獄

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第3章 閻魔大王(えんまだいおう)の裁判所 牛頭(ごず)と赤鬼(あかおに)はとりあえず地獄の閻魔がいる裁判所へと向かった。 地獄には閻魔だけでなく他にも十人の王がいて、十王(じゅうおう)とよばれています。 彼らが順々に死後の亡者をさばきます 閻魔はその五番目にさばく神です。 十王における閻魔王は絶対的な権威があり、閻魔の判決でほぼ決定します。 閻魔大王の宮殿は、 人間の世界から、 地下約4000km に あるそうで、 その広さも同様に、 4000Km四方だそうです。 宮殿の大きさは、 縦横480km、 7重に囲まれた城壁があり、 その中央にある大城には、 4面に鉄の門が 据えられています。 閻魔王の宮殿には光明王院と善名称院があります。 光明王院には9つの 大きな水晶の鏡があります。 世に言う、浄玻璃の鏡です (浄玻璃とは水晶の意)。 それに生前の善悪の行動が映し出されます。閻魔王は過去の裁判結果と、鏡に映された映像を元に判決を下します。 二匹の鬼は 7つの城壁をこえ、たどり着いた鉄の おおきな門の前には大量の亡者が並んでいた。 赤鬼 「おお、すごい数の亡者やん。これ、全部 判決待ちなんか。」
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