第1章

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その手やら足を引っ張るものを 捕まえては投げ捨てましたよ 「お前無関係なところ来るんじゃねえよぉ」ってね まあそれが 効いたのか そいつは 消えたように感じましたがね ところが 今日ですねえ 仕事(遅番で午後二時半出勤)前に なんか家のベッドでうとうとしたんですよ そうしたら また あの小さいやつらがやって来ては 右手 左手 右足と一度に付かんでは引っ張って来たんですよね ああ 鬱陶しい 今回もまた 投げつけようか思ったのですが 面倒だが 家の両親の眠るお寺さんで教わってる お経をよんでは 「ここに来てもなんにもならない」って言ってたんですよね はてさて それが効を奏したか すぐに私は目覚めて 出勤してきたのだが いやはや なんか 後味の悪いと言うか まだ解決してないのか わからんが 明日は 仕事お休みなので 両親の眠るお寺で お経あげて来ようと思っています まあ 人形の件とは関係なく ですよ そんな無縁のもののためにいく訳にはいかないので 行ける時は お詣りしてたのが 最近 あまり行けてないので   気分一新と言うか 変なものが寄って来ないようにでも お願いして来るかな このまま終わってほしいですねえ こちらは
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