第一章 夢から覚めたら

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 確かに今日の俺は妄想含め突っ走ってる気がするが、所長達が非日常すぎるからではないのか?それともしばらくニートをしてたから俺が世間の常識についていけてないのか?いや、ニートでもヒキニートではなかったから定期的に外には出ていたのだが。人と接することは極端に少なかったが。 「まぁ突拍子もないことを次から次に言われたら心の整理もつかないだろうな。けど突然叫び出して切腹ーとか言うのは無しにしろよ」  梓さんが俯いて笑いを堪えているのがわかる。声は出ていないが肩が震えているからだ。
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