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ー異変ー
ドサッ、という効果音と共に、私は地面に打ち付けられた。
永久「痛ッ………って、あれ?痛く無い………?何でだろ………。」
何故だか、全然痛くなかった。これ、世界ナナフシギに入るんじゃね?
永久「まぁいっか、そんなの。………それより…」
私は、そんなことより気になることがあった。1つ目は………
永久「ここ、どこだよ!何で私森ん中にいんだよ!」
ということ。いや、マジでここどこ?誰か教えてくれ………。
そして2つ目は………何だか………嫌な感じがする………それに………
ドゴォォン! キィン! ガンッ!
永久「さっきから、なんなんだこの音………まるでRPGの戦闘みたいな………」
私は気になって音のする方向へ足を運んだ。どんどん音は大きくなっていく。
ドゴオォォン!! ギィイィン! ガンッッ!
「はぁ………はぁ………くっ、強すぎる……!今回の黒幕………『血染めのブラッド』………!」
「私のスキマが誤差起こして外の世界と繋がっちゃってる!このままじゃ、外来人が来る………!」
ブラッド「はっ、その程度か?!『博麗霊夢!』『八雲紫!』博麗の巫女も妖怪の賢者も大したこと無いな!ハッハッハッ!」
霊夢「ぐぅ………!スペルカード発動!!霊符『無双封印』」
ブラッド「スペルカード発動! 血符『無限結界』」
ギィイィン!
霊夢「防………がれた……………?!しかも………全て……」
永久「な………何だ、これ………………私は、夢でも見てるのか………?!」
紫「?! 外来人!?」
私の目の前では、現実ではあり得ないことが起こっていた。
………巫女服を着た少女と、妖怪と、マントを羽織ってシルクハットを被った男が………
………………魔法で戦っていた。
ブラッド「いくらあの博麗の巫女&妖怪の賢者であっても、さすがにその『白黒魔法使い』を庇いながら戦ってちゃぁね、そりゃ思う通りに戦えないよねぇ!」
霊夢「クソッ………誰か……誰か魔理沙を………!あ、そこのあんた!魔理沙を安全な所に運んでくれる?!」
永久「え、えぇ!?私?!」
霊夢「そうよ!早くして!じゃないと、魔理沙が───────」
永久『危ない!!!』
シュウ…
ブラッド「なっ………?!弾幕が………消えた………?!」
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