倫太郎と有栖川先生のHappy Valentine ②

2/2
48人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
倫太郎と有栖川先生のHappy Valentine ② 微妙な空気を脱するために立ち上がった有栖川。 有栖川「よいしょっと。ちょっとトイレ。」 ツンっとしたままそっぽを向いている倫太郎。 それを横目に見ながらリビングを離れた。 有栖川「やっばぁ……完全にご立腹だ。」 トイレに向かうといいながら入った寝室のクローゼットの奥を漁りながら、紙袋を手にする。 有栖川「今渡したら絶対ブチキレだけど、これ着てあの格好って最高の組み合わせだよな?」 独りごちり寝室をあとにした。 倫太郎「……。くそっ。」 有栖川「ねぇー倫太郎?」 倫太郎「あぁ!??」 有栖川「これ俺からのプレゼント。」 倫太郎「えっ。」 ご機嫌が一気に戻りかけた。 有栖川「あ、待って。今の格好のままで開けて?」 倫太郎「なんでだよ。」 有栖川「いいからいいから。」 倫太郎「………………。」 有栖川「はいてくれる?」 倫太郎「絶対嫌だ。」 有栖川「えー。店員さんが勧めてくれたんだよ?絶対似合うってさ。」 倫太郎「こ、こんなちっさいのはけるわけないだろ!?」 有栖川「それはいてくれたら、倫太郎ラッピング完成じゃない?俺めっちゃ興奮する。」 倫太郎「う"……。」 有栖川(あと一押し!) 有栖川「ね?りんたろー?」 倫太郎「…………………………だぁぁもう!わかった!!はきゃいいんだろ!!」 有栖川「うんっ!」 やっぱりちょろいと感じたエロ教師なのでした。 Fin…。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!