48人が本棚に入れています
本棚に追加
倫太郎と有栖川先生のHappy Valentine ②
微妙な空気を脱するために立ち上がった有栖川。
有栖川「よいしょっと。ちょっとトイレ。」
ツンっとしたままそっぽを向いている倫太郎。
それを横目に見ながらリビングを離れた。
有栖川「やっばぁ……完全にご立腹だ。」
トイレに向かうといいながら入った寝室のクローゼットの奥を漁りながら、紙袋を手にする。
有栖川「今渡したら絶対ブチキレだけど、これ着てあの格好って最高の組み合わせだよな?」
独りごちり寝室をあとにした。
倫太郎「……。くそっ。」
有栖川「ねぇー倫太郎?」
倫太郎「あぁ!??」
有栖川「これ俺からのプレゼント。」
倫太郎「えっ。」
ご機嫌が一気に戻りかけた。
有栖川「あ、待って。今の格好のままで開けて?」
倫太郎「なんでだよ。」
有栖川「いいからいいから。」
倫太郎「………………。」
有栖川「はいてくれる?」
倫太郎「絶対嫌だ。」
有栖川「えー。店員さんが勧めてくれたんだよ?絶対似合うってさ。」
倫太郎「こ、こんなちっさいのはけるわけないだろ!?」
有栖川「それはいてくれたら、倫太郎ラッピング完成じゃない?俺めっちゃ興奮する。」
倫太郎「う"……。」
有栖川(あと一押し!)
有栖川「ね?りんたろー?」
倫太郎「…………………………だぁぁもう!わかった!!はきゃいいんだろ!!」
有栖川「うんっ!」
やっぱりちょろいと感じたエロ教師なのでした。
Fin…。
最初のコメントを投稿しよう!