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「今日ってもう終わりだっけ?」
「ああ。今日は自己紹介で終わりみたいだ。」
と、俺、竜之介。
「ならさ、何処かでご飯食べに行かない?」
これは麗香。
「それなら俺ん家に来なよ。料理を振る舞う。まあ流石に料亭の味は出さねえから、3人の舌が満足するかは保証はできないけど。」
「学友が振舞ってくれるんだ。贅沢は言わないさ。」
「楽しみね。得意料理は??」
「一応家族に美味いって言われるのがハンバーグだから、得意料理も必然的にハンバーグになるかな?後はオムライスだな。」
「子ども受け良さそうだね。」
「まあ義妹もいるしな。」
と、話していると、
「え、3人?もしかして私も入ってるの?」
と、これは詩乃。
「勿論。友達を誘うのは当たり前だろ?」
「友達…。ならお邪魔させてもらうね。」
「ああ。あ、確か家に殆ど材料無かったから、買い出しもしていいか?」
と聞くと、
「勿論だ。あと、それならその材料費は俺達が負担しよう。」
「そうだね。」
「流石に全部凌馬君に任せるのは、悪いしね。」
上から竜之介、麗香、詩乃。
「別に気にしなくてもいいんだけど、ならお言葉に甘えさせてもらおうかな。」
そして俺達は、学校を出て、家の最寄駅で降りて、その近くのスーパーで買い出しをして、結城家、まあ俺ん家に着いた。
佐々部家、滝野家、朝田家がご近所さんだったのには素直に驚いた。
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